自然素材の家は魅力がたくさん!暮らしに寄り添った内装材の特徴を紹介

公開日:2022/03/01   最終更新日:2022/03/28


マイホームを建てる際、デザインや設計などこだわりポイントは人それぞれですが、最近では化学物質を極力避けた自然素材の家を希望する人が年々増えてきています。この記事では、自然素材の家ならではの魅力を、そして暮らしに寄り添った内装材の特徴を紹介します。これから自然素材の家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

自然素材を活かした家は健康にも安心

お金と時間をかけて建てた大切なマイホームが原因で、取り返しのつかない病気になってしまう人が増えています。しかし、自然素材を活かした家は、健康面でも安心です。

■そもそも自然素材の家とはどんな家?

「これが自然素材の家だ」という明確な定義はありません。一般的には漆喰や無垢材、コルク材や珪藻土、セルロースファイバー、天然リノリウムなどの素材を用いて建てた家を「自然素材の家」と定義づけていることが多いです。自然素材の家は年月と共に風合いが変化するため、長く住むほどに愛着が湧く家ともいえます。

■「家」が原因で発症する病気を防げる

自然素材の家では無垢材や漆喰など昔ながらの素材を使い、合板フローリング・ビニールクロス・塩化ビニールシートなどの化学物質を避けて家づくりをしています。よって、近年よく取り沙汰されている化学物質過敏症やシックハウス症候群など、「家」が原因で発症する病気へのリスクを下げられるというメリットがあるのです。

■化学物質過敏症・シックハウス症候群って?

いずれも、ホルムアルデヒドをはじめとした家づくりに使われる化学物質が原因で、さまざまな体調不良を引き起こす病気です。住宅の高断熱・高気密化が進んだことによって汚染された空気が滞留しやすくなり、頭痛・喉の痛み・目がチカチカする・吐き気などの症状が発生しやすくなりました。

原因物質のある「家」から離れることで症状は緩和しますが、化学物質過敏症になると、微量な化学物質にも反応するようになってしまいます。

床材や塗り壁に使われる主な自然素材

ここでは自然素材の家で、床材や塗り壁に使われる素材についてまとめています。

■無垢材

接着剤を使用した集成材とは違い、無垢材では天然の木を乾燥させそのまま木材にしているようです。主にフローリング材として、床などに使用されます。材に使われる木によって特徴も変わりますが、天然の木特有の湿度調節やリラックス効果、肌触りのよさ、防カビ作用などが魅力です。また、節があるのも天然木ならではの特徴といえるでしょう。

■珪藻土

珪藻土とは、植物性のプランクトンである珪藻(ケイソウ)の化石を原料にした土です。主な成分はガラスと同じ二酸化珪素で、耐火性に優れているため昔から七輪や耐火レンガ、コンロなどに使用されてきました。

近年では壁用の塗料の他、バスマットや風呂桶、建材にも使用されています。調湿性に優れているため、脱臭や消臭効果をはじめカビやダニの発生を抑えられるのも大きなメリットです。

■漆喰

焼いた石灰石に水を加えた、消石灰(水酸化カルシウム)を原料とした自然素材です。昔から蔵や壁の内装に用いられますが、二酸化炭素を吸収しながらゆっくり固まっていくことから「呼吸する壁」ともいわれています。漆喰も珪藻土同様に調湿性や防火性に優れ、なおかつ時間が経っても劣化しにくいのがメリットです。

自然素材ならではのメリットとは

ここからは、天然素材ならではのメリットについて、まとめていきます。

■自然素材による機能性を楽しめる

漆喰や無垢材には、天然の調湿作用があります。よって、カビや結露を防ぐなど、室内の湿度を快適に保つことが可能です。さらに、木材にはフィトンチッドという成分が含まれており、森林浴をしているようなリラックス効果なども得られます。

その他、無垢材なら冬場も冷えないため素足で過ごしやすく、梅雨時もさらっとした質感で快適です。このように、自然素材による機能性を楽しめます。

■耐久性が高く、長く住み続けられる

日本の住宅は、一般的に約30年が寿命とされています。しかし、歴史的な寺院などは何十年、場合によっては何百年も前に建てられたにもかかわらず、建材を変えることなく建物がそのままの形で残っているのはご存知でしょうか?

このことからわかるように、実は自然素材で作った家の方が長持ちするのです。よって、寺院だけでなく民家でも自然素材を使い、なおかつ定期的に手入れすることで長く住み続けられる耐久性の高い家となります。

■意匠性やデザインを楽しめる

素材の美しさなど、自然素材による意匠性を楽しめます。また、内装もシンプルモダンやモダン和風など、選ぶ素材によってデザインの風合いも自由に変えられるのです。もちろん、組み合わせも自由自在!レトロ調な和風リビングはもちろん、南欧風の現代的な部屋も演出させることができます。

 

自然素材の家の魅力や、暮らしに寄り添った内装材の特徴を紹介しました。その他、「自然素材の家は手入れが大変なのでは?」という声もありますが、実際には業者を頼らず自分でできるメンテナンス法もあります。さらに、自然素材の家の方が長持ちするという説もあり、長い目で見ればコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。健康にもよい自然素材の家を、あなたも検討してみてはいかがでしょうか?

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