注文住宅を建てる際によくあるトラブルとその防止策について解説!

公開日:2022/10/15   最終更新日:2022/10/05


住宅購入は大きな買い物のひとつであり、できれば工事中そして完成後もトラブルの発生は避けたいものです。しかし注文住宅にまつわるトラブルは多く発生しています。ではそれらを防ぐ方法はないのでしょうか。この記事では注文住宅を建てる際に起こりやすいトラブルの事例やその防止策をご紹介します。

注文住宅を建てる際によくあるトラブル

注文住宅を建てる際に起こるトラブルはさまざまです。トラブルの中でもよくある事例をご紹介します。

工期に完成が間に合わない

工期とは、工事が始まってから住宅が完成するまでの期間です。一般的に住宅の工期は4か月とされていますが、天候不順や地震などの災害など予期せぬ原因により工期が伸びることがあります。完成期限に間に合わない場合、引越し前に住んでいる賃貸住宅の引き払い時期を変更しなければならないことも。定期的に工事の進捗具合について、担当者に確認するようにしましょう。

施工のミスや設備に不具合がある

床に傷や壁に汚れなど、施工に関するミスを発見するケースです。ほかにも扉の開閉の不具合や雨漏り、細かい点ではコンセントの位置が違うことなどミスの種類はさまざまあります。もしもミスが見つかった場合は、写真などで記録を残すようにしましょう。

完成した家がイメージと異なる

仕上がった住宅と当初のイメージが異なるトラブルです。施主は建築において素人である場合が多く、イメージを図面に反映できていないことがよくあります。自分の希望を正確に伝えられずに、担当者とのイメージの相違が生じてしまうでしょう。

追加工事で費用が高くなる

住宅の完成までの間に追加工事や変更工事を行うことがあります。その際、口頭で依頼してはいけません。のちのち思わぬ高額な費用が請求されることがあります。追加工事や変更工事を行う場合は、工事内容を精査して見積もりをもらったうえで、予算内に収まるかを確認しましょう。

近隣住民とのトラブルが起こる

注文住宅のトラブルは、施主と施工業者の以外の間にも生じます。着工後、工事車両の出入りや工事音の発生は仕方ないことですが、近隣住民が工事についてなにも知らされてなかった場合、不満を抱かれてしまうことも。事前に周囲の方々に挨拶をして工期などを伝えておきましょう。

注文住宅のトラブルを未然に防ぐ方法

注文住宅のトラブルは施主が積極的に対策を講じることで防げる場合があります。

担当者とのコミュニケーションを入念に行う

家の仕上がりがイメージと違うトラブルは、担当者にそのイメージをしっかりと伝えられていないことが多くの原因です。担当者と入念にコミュニケーションをとって、具体的にイメージを伝えましょう。言葉だけではなく写真や画像を利用して説明すると、お互いのイメージのズレが起こりにくくなります。担当者と相性が合わずコミュニケーションがとりづらい場合は、担当者の変更をお願いすることもひとつの手法です。

実際に現場で確認する

着工後、全てを施工業者に任せるのではなく、ご自身で現場に何度か足を運ぶのがおすすめです。気になる点があれば、その都度確認することでミスを減らせます。また、完成前の内覧の際、設備などに不具合がないか細かくチェックしましょう。引き渡し前にミスを発見できれば、対処にかかる手間が少なくなります。

近隣住民に挨拶をしておく

一般的に施工業者も近隣住民とのトラブルが発生しないように、工事説明や粉塵対策の水撒きといった配慮をしています。さらに施主自らも挨拶をすることで近隣住民からの心象もよくなるでしょう。留守であった場合も、自己紹介や工期を記載した手紙を残すようにするべきです。

万が一、トラブルが起きた時の対処法

仮に住宅の欠陥を見つけてしまった場合は、まず住宅瑕疵担保責任保険を確認しましょう。住宅施工業者は瑕疵担保責任が義務づけられており、新築住宅の引き渡しから10年の間、雨漏りと基本構造部分に問題が発生した場合、無償で修復をする必要があります。

ただし、保証の対象はあくまでも「雨漏りと基本構造部分」であることに注意しましょう。瑕疵担保責任保険で対処しきれないトラブルについては第三者機関へ相談することがおすすめ。主な第三者機関は次のとおりです。

国民生活センター

消費に関するさまざまなトラブルについて相談可能な窓口です。局番なしの「188」番に電話をかけて音声ガイダンスに従えば、住んでいる地域の消費生活センターへ案内してくれます。土日祝日で消費生活センターが営業していない場合は、国民生活センターにつながり、相談内容によっては対応してもらえるでしょう。

法テラス

法律に関連するトラブルの場合は日本司法支援センターの「法テラス」への相談を検討してもいいでしょう。国によって設立された機関であるため安心して利用できます。

住まいダイヤル(公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター)

住まいダイヤルは住宅に関する悩みを専門に取り扱う相談窓口です。住宅の幅広い知識を有する一級建築士の相談員が対応してくれます。

まとめ

今回は注文住宅にまつわるトラブルとその防止策についてご紹介しました。イメージ通りに仕上がっていなかったり、近隣住民とのトラブルが生じてしまったりすることはよくあります。しかし、こういったトラブルは担当者とのコミュニケーションを重ねたり、近隣住民の生活に配慮をしたりすることで防ぐことができます。万が一トラブルが生じてしまっても、慌てることなく第三者機関に相談するようにしましょう。

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